子どものインフルエンザ予防接種を毎年受けるようになった医師の一言
寒くなってきて、いよいよ今年もインフルエンザのシーズンがやってきますね。
街のクリニックでも、今週くらいからインフルエンザの予防接種受付開始し始めたところが多いのではないでしょうか。
ネットのニュースを見ていてもすでに流行りはじめている感じがします。
恐ろしいです…。
わが家でも、先日子ども3人と妻が近くのクリニックで予防接種を受けてきました。
大人は1回の接種で基本的にはOKですが、6ヶ月〜13歳未満の子どもは2回接種のため、2〜3週間間隔をあけてもう一度接種に行かないといけません。
(年齢による1回に投与できる量の違いがあるためですね。)
ちなみに費用は、子ども ¥3,500(1回)、大人 ¥5,000です。
子どもは2回接種なのでトータル¥7,000
うちの場合、子どもが3人なので、子どもだけで、¥21,000にもなります。
やばいですね。高い。(これでも僕が住む市の中では安い方です)
そして、接種にかかる時間ですが、長女が小学校から下校した後、子ども3人を連れて、夕方の診察へ行くわけですが、予防接種開始して間もないこともあり、クリニックは激混みです。
受付〜接種〜会計まで済ませるのに、2時間弱かかりました。
子どもは退屈するし、本当に大変です。
しかも、こんなに費用と時間をかけて予防接種をしても完全に予防できるわけではありません。僕たち夫婦も以前は「去年、予防接種したけど結局インフルかかったし、今年はやめよ。」って、受けなかったことがありました。
しかし、あることをきっかけに、毎年きちんと予防接種を受けるようになりました。
長女が3歳のとき、その年は前年に予防接種を受けたにも関わらず、インフルエンザにかかったため、「どうせ受けてもかかるし。」と予防接種を受けていませんでした。ある日、夜間に40℃近い高熱が出ました。それまではそんな高熱は出たことがなく、僕も妻もすごく焦りました。
その当時住んでいた家の近くに、土日や夜間にも診察をしてくれるクリニックがあり、40℃近い熱が出てぐったりしている娘を連れて夜間に駆け込みました。
診断は案の定、インフルエンザでした。
その時、診察してくれた医師(30台後半の女医さんで、自分が子育てした経験から地域で土日や夜間に受診できる病院が必要だと感じ開業されたと後から知りました。)は予防接種は受けたのかと僕たちに聞きました。
医師に予防接種を受けていないことを伝えると、その医師はやや強い口調で「インフルエンザの予防接種は親の義務です。予防接種は予防することもそうだけど、かかったときの症状軽減の意味もあるの。この子がこんなにしんどいのは、親の怠慢が原因よ。」と言いました。
何も言えませんよね。
もちろん、いろんな事情があって、受けたいけど受けられない家庭もあると思います。
この医師の一言がすべて正しいとも思いません。
でも、これを言われてからは、忙しくても時間を作り、毎年予防接種を受けています。
「いつも予防接種受けてないわ。」って言う方も、子どもに限ったことではありませんが、本格的に流行り出す前に、インフルエンザの予防接種、少し検討してみても損はないと思います。
ブログ村に参加しています↓