男性看護師がいる意味とは
僕の勤務する病棟に男子看護学生くん(以下Aくん)が実習に来ています。
あくまで僕の経験している範囲の傾向なんですが、男子看護学生は総じてちょっとだけ鈍臭いです…。(僕も学生の時はそう思われてたかも)
男子看護学生は、圧倒的に女性社会である看護師の世界においてマイノリティーであり、嫌でもすごく目立ちます。
もしかしたら、他の女子学生と同じように指導されているのかもしれないけど、Aくんが先生や実習担当の看護師に指導されている場面をよく見かけてしまいます。
またAくん指導されている…。
僕は心の中で「頑張れ。今はじっと耐えるんや。」と応援しています。
僕は病棟で勤務する男性看護師は病棟のちょっとした潤滑剤かなと思っています。
女性だけの職場ではどうしてもギクシャクしたり、ちょっとした揉め事が起こりやすいです。そんな時、男性看護師が1人いるだけで、結構空気が変わったりします。
このAくんも看護師免許を取得して病棟で働くようになったら、すごく良い感じの潤滑剤になるのではないかなと思います。
なぜなら、ちょっと鈍臭くて、病棟のお姉さん看護師達からいじられる(良い意味で)くらいの方が、職場の空気を和ますことができるからです。そして、Aくん自身も馴染みやすいのではないかなと思います。
男性看護師は病棟では女性看護師には敵いません。細かい気配りや、同時進行でいくつものタスクをこなす能力。女性患者さんへの対応など、どうしても男性が劣ってしまう部分が多いです。(もちろん個人差はありますが)
しかし、看護はチームで行うものなので、潤滑剤として病棟が良い雰囲気であることに貢献できれば、男性看護師がいる意味もあるのではないでしょうか。
※ 誤解のないように、男性看護師はこれ以外にもいろんな場面で活躍してます!笑
だから、Aくんにも頑張って実習を乗り越えて欲しいと思います。